デザインについて
「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
体格差の大きい欧州で設計された商品でありながら、コンパクトで誰にでも扱いやすいサイズのボディを、125ccクラスの車体に375ccのエンジンを搭載して実現。車両重量は日本の400㏄クラスとしては圧倒的に最計量、250㏄クラスとしてみてもストリートバイクをしてはきわめて軽量。シート高も低く、幅も狭いながら快適なシートを提供し、体格を問わず楽しめるデザインを実現した。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
アップライトなポジション、軽量でコンパクトなボディは、オートバイに乗ることを特殊な瞬間ではなく、日常の楽しさを広げる道具に昇華させた。燃料消費もきわめて高効率。シンプルな単気筒エンジンながらレースで極めた技術を惜しみなく投下し、所有コストを引き下げる耐久力を与え、世界戦略車とすることでコストを引き下げ、ライフスタイルを充実する商品を創り上げて提供した。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
日本の排気量区分にとらわれない375ccという排気量で、400ccクラスのどの商品よりも軽量、かつ高出力。免許制度という基準を超えることにより、オートバイという商品そのものが本質的にもつ楽しさに焦点を当て、業界の活性化に寄与する。技術的にはシンプルな従来技術の積み重ねを徹底し、高出力を得ながらも極めて高効率なエンジンを設計し、鉄パイク組み合わせの軽量なフレームはリサイクルの側面でも優位に。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
世界統一モデルを一から設計することにより、世界中で最も厳しい環境基準、騒音基準を先取りして適合。社会・地球にやさしい商品として、シンプルな単気筒エンジンに世界選手権を連続して制覇し続けてきた最高水準の技術を惜しみなく投入。安価ながらも上級車と同様の2チャンネル式ABSシステムなど、安全装備も充実させ、社会的要請に十分応える水準の商品とした
審査委員の評価
コーポレートカラーでもあるオレンジのフレームとホイール、大胆な面割りのタンク、スプリングや補強リブを露出させた足回りなど、独特のデザインが見る者を楽しませる。しかもアルミ製ステップを筆頭に、個々のディテールの造形や質感に妥協がない。基本構造をより小排気量の車種と共用することで、同クラスの国産車並みの価格を実現しつつ、小柄なのに自慢できる、モーターサイクル界のプレミアムコンパクトと呼びたくなる存在感を備えた点を評価したい。
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「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること
体格差の大きい欧州で設計された商品でありながら、コンパクトで誰にでも扱いやすいサイズのボディを、125ccクラスの車体に375ccのエンジンを搭載して実現。車両重量は日本の400㏄クラスとしては圧倒的に最計量、250㏄クラスとしてみてもストリートバイクをしてはきわめて軽量。シート高も低く、幅も狭いながら快適なシートを提供し、体格を問わず楽しめるデザインを実現した。
「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること
アップライトなポジション、軽量でコンパクトなボディは、オートバイに乗ることを特殊な瞬間ではなく、日常の楽しさを広げる道具に昇華させた。燃料消費もきわめて高効率。シンプルな単気筒エンジンながらレースで極めた技術を惜しみなく投下し、所有コストを引き下げる耐久力を与え、世界戦略車とすることでコストを引き下げ、ライフスタイルを充実する商品を創り上げて提供した。
「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること
日本の排気量区分にとらわれない375ccという排気量で、400ccクラスのどの商品よりも軽量、かつ高出力。免許制度という基準を超えることにより、オートバイという商品そのものが本質的にもつ楽しさに焦点を当て、業界の活性化に寄与する。技術的にはシンプルな従来技術の積み重ねを徹底し、高出力を得ながらも極めて高効率なエンジンを設計し、鉄パイク組み合わせの軽量なフレームはリサイクルの側面でも優位に。
「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること
世界統一モデルを一から設計することにより、世界中で最も厳しい環境基準、騒音基準を先取りして適合。社会・地球にやさしい商品として、シンプルな単気筒エンジンに世界選手権を連続して制覇し続けてきた最高水準の技術を惜しみなく投入。安価ながらも上級車と同様の2チャンネル式ABSシステムなど、安全装備も充実させ、社会的要請に十分応える水準の商品とした
審査委員の評価
コーポレートカラーでもあるオレンジのフレームとホイール、大胆な面割りのタンク、スプリングや補強リブを露出させた足回りなど、独特のデザインが見る者を楽しませる。しかもアルミ製ステップを筆頭に、個々のディテールの造形や質感に妥協がない。基本構造をより小排気量の車種と共用することで、同クラスの国産車並みの価格を実現しつつ、小柄なのに自慢できる、モーターサイクル界のプレミアムコンパクトと呼びたくなる存在感を備えた点を評価したい。
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KTM「1190 ADVENTURE」 |